解毒をサポートする「旬の春野菜」とセルフトリートメント
解毒をサポートする「旬の春野菜」とセルフトリートメントで
春を美味しくキレイにスッキリと過ごす
◇自然界のリズムと心と体が呼応する漢方の考え方では、春は「肝」(かん)と「陽」に対応する季節です
冬から春への季節の変わり目のセルフトリートメントのポイントは「解毒」です。冬の間にため込んだ毒を排出する「肝」の力がいっきに高まる春は、体と心を健康に保つ「気・血・水」の運行とバランスが乱れやすくなります。
中でも特に「血」の不足は、ホルモンや自律神経のバランスにも悪影響を及ぼすので、
のぼせやめまい、目の充血、イライラや気の落ち込み、肌荒れなどの不調がでることがあります。
ホルモンのバランスが乱れ始める40歳以降からは早めの対策をとりたいものです。春を美味しく楽しくスッキリと過ごすには、解毒をサポートしてくれる春野菜を積極的に取り入れましょう。
旬の食材は長く飲んでも副作用のでない「上薬」と言われています。楽しくカラフルな自然の中のクスリを上手く活用して、早めの不調対策をして下さい。
菜の花やふきのとう山菜など、ちょっぴりホロ苦い春野菜は、活発になりすぎた肝のはたらきをクールダウンしてほてりやのぼせなどを冷ましてくれる働きがあります。セロリは、香りによる気を巡らす働きもあるので、ストレスを感じやすい春には特に活用して下さい。
肝の働きは脾(ひ=胃腸の働き)と皮膚にも影響を与えますので、春先にアトピーの悪化や吹き出物、花粉症などでお悩みの方は、解毒のための漢方茶に腸内環境を整える「複合発酵型ケフィア」での体質改善をお勧めします。