美しく生きる!ポテンシャルが高まる!福岡真理子のスッキリ&めらめら美活コラム Vol.2
人生が3倍愉しくなる“幸せレシピ”いっぱいのグルメ・ムービー
フランス料理の美味しい感動に魅せられた伝説的料理研究家ジュリア・チャイルドの物語
『ジュリー&ジュリア』(Julie & Julia)/2009年アメリカ映画
【STORY】
フランス料理に魅せられ、「誰にでもできる家庭フランス料理」を
全世界に広めた伝説の料理研究家ジュリア・チャイルド(1912-2004)と、ジュリアに憧れる作家志望のOLジュリー・パウエル(1973~)。生きた時代もライフスタイルも違う二人のアメリカ人女性が虜になったフランス料理を軸に、人生の夢と願いを叶えていく、実話をもとに描かれたグルメ・コメディです。
ジュリア・チャイルドを演じたメリル・ストリープはゴールデングローブ賞 主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)を受賞しています。監督は、「めぐり逢えたら」「ユー・ガット・メール」「奥様は魔女」などロマンティックコメディの女王
ノーラ・エフロン(昨年死去)
無限大に繰り広げられる美味しいレシピの数々やジュリアの
工夫を凝らしたレトロなキッチンなど、料理を題材にした作品としての観どころも多い中、実在した料理研究家のジュリア・チャイルドの人生・生き方に興味をそそられました。
さて、ジュリアのプロフィールはというと「1912年、カリフォルニア州生まれ。1949年に外交官の夫の赴任先で初めて口にしたフランス料理の「美味しい感動」に人生そのものを揺さぶられ、30代半でフランス料理学校の名門ル・コルドン・ブルーに入学。女性でかつアメリカ人であるハンディほか数多のハードルを佳き理解者である夫のサポートのもと二人三脚で乗り越え無事卒業。
50歳を目前に料理仲間と出版した料理本の大ヒットをきっかけにTVのクッキングショーなどで国民的な料理研究家として活躍。
使用人付きの恵まれた環境に暮らし、卵料理もろくにできなかったマダーム・ジュリアが持ち前のパッションと旺盛な好奇心で大好きなフランス料理を天職にして成功してしまうところはややドラマチックですが、失敗を恐れず決して他人のせいにせず、ひたすら自分が心動かされるものに正直に向き合い常に人生を愉しもうとする前向きな生き方からは、学ぶべきところが大きかったです。
フランス料理を愛し食べまくり(多分)ながらナント92歳まで生きたジュリア。美味しいものを産み出すクリエイティビティと食べた人を幸せな気持ちにしたいという想い、そして夫や友人たちなど美味しい感動を分かち合える人たちとの素敵な繋がりが、彼女の生きる力(胃腸機能)を高めていたと私は推測しています。
作り手の想いがスパイスとなった美味しいものは純粋に人を幸せにしてくれます。その意味で私もバンケットコーディネートではお料理に一番気を使います。「おなかは幸せ製造工場」。日頃からおなかを整えて、ジュリアのようにいつまでも食事を愉しみながら素敵な人生を全うしたいものです。
〓おなかはエライ〓・・・・・LOVE , ONAKA ❤
※ジュリア・チャイルドについてもっと詳しく知りたい方はコチラ
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